ピーターリンチの株で勝つ(2)
表題の本について、面白い株の区分け方法が載っていましたので記載します。
・低成長株
・優良株
・急成長株
・市況関連株
・業績回復株
・資産株
・低成長株
成長率がGNPと同程度の会社のことを指す。
元々は急成長していた株が、規模が大きくなることで成長が止まり、国内市況の拡大と同様のレベルでしか成長できなくなったような会社を指す。
その分、配当指向性を高め、成長できない分を配当に回すという会社である。
・優良株
低成長株を上回る成長をし続ける会社のことである。
たとえば、コカ・コーラやP&Gのような会社を指す。
年間10%程度伸び続ける大きな企業である。
一方、配当金も毎年増配する会社であり、結果的に、株価も伸びていく会社である。
・急成長株
一昔前のユニクロのような会社である。
年間20%程度の増収増益を上げ続け、株価も急成長する会社であり、PERも高止まりし続けるような会社である。
・市況関連株
売上が循環的に変わる株のことをいう。
鉄鋼業や自動車産業のように景気に左右される株のことをいう。
景気が悪くなれば、業績も下がるため、株価も低迷する。
計kが良くなれば、業績も良くなるため、株価も上昇する。
・業績回復株
ある時期に破産しそうになるが、そこから持ち直した会社のことをいう。
例でいうならば、アルデプロや日本アセットマーケティングのような会社のことを指す。
株価も数倍から数十倍になったりする。
ただし、そのまま上場廃止となる銘柄も多々存在する。
※将来東芝がここに該当するかも?
・資産株
色々なところに資産を保持している会社が該当する。
土地や不動産を持っている会社である。
おそらく、三菱地所のような会社が該当となる。
私も上記分類を考えると少し勘違いしていたところに気づいた。
トヨタは優良株と思っていたが、市況関連株だったのである。
一方、最近出たドコモの決算では、ドコモは低成長株であったが、20%程度の増収となり、優良株へ躍り出た為、株価が急上昇した節がある。
私の保持している株を分けると以下のようになりそうだ。
※嫁に見える化しろとプレッシャーを受けていたので、嫁が定期的に監視しているここに書いておく。
・3068 WDI
⇒急成長株
・7203 トヨタ自動車
⇒市況関連株
・3299 ムゲンエステート
⇒急成長株
・3387 クリエイト・レストランツ・ホールディングス
⇒急成長株
・8411 みずほフィナンシャルグループ
⇒低成長株 or 市況関連株
上記を踏まえると、トヨタの購入が失敗だったように感じる。
ちなみにこの本では、急成長株を探して狙うように書いてある。
たとえば、ユニクロやニトリも株価は10倍~何十倍になっているが、これらの企業は消費者の我々からすれば容易に上がることが予想できたであろうと書いてある。
ウォール街や証券会社の人が気付くのは株価が大きくなってきてからであり、そこまでに気づけるのは消費者たちであると記載がある。
つまり、消費者はいつどの店が混んできているか、どの店が流行ってきているかをいち早く知ることができるというお得な環境にいるのである。
そのため、私は最近嫁に対し、今何が流行っているのかよく聞くことにしている。
出かけるときは、どの店が混んでいるか見るようにしている。
お読みいただき、ありがとうございます。
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