ウォール街のランダムウォーカー
読んで良かった本を紹介します。
ブログに書いたつもりだったのですが、見直してみたら書いてませんでした。
この本をざっくり言うと、テクニカルでの投資なんて意味がない、Active投資で良い結果は出ない。株価はランダムウォーカーだ。という内容をデータを基に説明してくれる本です。
この本を見て、私はすっぱりチャートを読むのをやめました。
まず、結論から言うと、インデックス投資に勝る投資はないという結論が記載されています。
インデックス投資とは、ダウ平均を買う、日経平均を買うといったことです。
また、分散投資は非常に重要で、60銘柄以上に分散すれば、あとはどれだけ銘柄数を増やそうと分散効果はないと記載されています。
世界で分散するのであれば、S&P500を8割残り2割を新興国株のインデックスで購入すれば最もよい分散効果が得られるとまで結論付けされています。
何も投資の勉強をしたくない人は、上記にて投信を組むのが良いでしょう。
まず、テクニカル投資についてですが、100%確実な判断ポイントは何一つないということだ。
ゴールデンクロスしたから、必ず株価は上がるのか?
もちろん上がることもあれば、騙しで下がることもある。
赤三兵、出たら上がるのか?
株価アルゴリズムでの統計データは下記です。
・出現確率・・・0.07%
・翌日の値上がり確率・・・37.5%
・1週間後の値上がり確率・・・38.9%
この本の記載によると、
結局は、ランダムでたまたまそうなったとしか言えないのがテクニカルなのである。
なぜ、テクニカルは流行るのか、証券会社が儲かるから、そういった解析をおススメするのである。
テクニカルにより、売り買いをし、売買手数料を稼ぐためである。
この本の統計データによると、buy&holdと売り買いを頻繁にする方法では、圧倒的にbuy&holdの方がスコアが良いというデータもある。
Active投資で良い結果は出ないというのも、統計データに基づき証明している。有名なファンドマネージャーに銘柄を選んでもらった結果と無作為にサルが選んだ結果で大差のないパフォーマンスとなったそうだ。
真剣に株の勉強をしたくない人、市場調査をしたくない人は、グローバルインデックス投資をするのがよさそうである。
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